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自然の哲学

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新入荷 新本 ⁡ 庭文庫のある恵那市笠置町の隣の小さな町である飯地町に移住して来てお住まいの、名古屋大学大学院環境学教授である高野雅夫さんの新刊が刊行されました。高野先生は、うちの店にもよく遊びに来てくださる常連さんであり、たくさん本を買ってくださって、いつもありがたいなぁ、と思っています。高野先生、ありがとうございます。 ⁡ さて、本書は、高野先生がFacebook上に投稿しておられたいくつもの文章を一冊にまとめたものとなっています。タイトルの「自然」は「じねん」と読み、高野先生はこの「自然(じねん)」という言葉を、哲学者である内山節さんの講演で初めてお聴きしたとのことでした。 ⁡ 高野先生はこう書いています。 ⁡ 「私たちは毎日忙しく働き活動している。私には、皆が一生懸命頑張った分だけ、世界が悪い方向に向かっているような、なんとももどかしい思いがある。それは、本来は自ずから然るべきようになろうとしているものを、無理に人為的にねじ曲げようとしているからではないか。そういう目で社会のできごとを見るようになると、農業だけでなく、いたるところで同様の構図の事例があることに気づいた。なぜそうなってしまうのか、自ずから然るべきようになるにはどうなればよいのか。私たち一人ひとりが自ずから然るべきように生きられるようになるにはどうなればよいのか。これが本書に通底するテーマである。」 ⁡ 田舎と里山の歴史的な変遷を丹念に読み解き、明治から大正、昭和にかけて、さらには高度経済成長以後の現在にまで連なる日本社会の状況を一望に眺めながら、農業や林業の抱える問題、水俣病や原発事故にまつわる問題の根源を振り返り、現代日本社会に蔓延る「おカネ」の「物語」を相対化してゆく。 ⁡ 第2次移住ブームが起きている現代日本において、みんながそれぞれに自ずから然るべきように生きるには、いったいどのように考えていけばいいのかを、丁寧でわかりやすい説明とともに、根本のところから考えさせてくれる良書だなぁ、と感嘆いたしました。 ⁡ 支配し、管理する対象としての「自然(しぜん)」ではなくて、人間をもそのなかに含みこむようなそんな大きなものとしての、「いのち」に通ずるものとしての「自然(じねん)」の在り方を、みなでそれぞれに考えながら生きてゆくことが、これからますます必要になってくるのかもしれません。 ⁡ その道先案内人としての高野先生の最新のお仕事。みなさん、ぜひお手にとって読んでみてください。 ⁡

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