new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/13

出西窯と民藝の師たち 民藝を志す共同体として/多々納弘光

残り1点

2,200円

送料についてはこちら

定価: 2,200円(本体2,000円) 著者: 多々納弘光 アートディレクション: 宇野昇平 判型: 四六判 総頁: 256頁 製本: 上製 ISBN: 978-4-86152-935-1 C0072 たくさんの「お陰さま」で育まれた出西型コミュニティは、 現代の共同体に生きる人たちへ 大きなヒントを与えてくれる。 ――山崎亮(コミュニティデザイナー) 島根県出雲市。 終戦直後のこの地で、素人の青年たちが陶器づくりを始める。 戦後の大きな価値転換を経て目指したのは、誰かが誰かを搾取することのない、理想の工芸共同体だった。 柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチ…… 民藝の師父たちに導かれ、いまや島根を代表する窯元となった出西窯。 生涯の生きがいとはなにか。 仕事の喜びとはなにか。 創業者の一人が語る、世代を超えた、共同体としての軌跡。 人が集まるような文化こそが 出西窯の魂なんだ。 ―永六輔 ■目次抜粋 1章 工芸の共同体を目指す ―河井寛次郎と仕事の喜び 2章 ただ無名の職人として ―柳宗悦と山本空外 3章 古作に学ぶ新作づくり ―吉田璋也と濱田庄司 4章 共同体を支えた信仰心 ―バーナード・リーチと無自性 5章 百年デザインを目指して ―外村吉之介と鈴木繁男 補筆 その後の出西窯 ―多々納真  解説 これからのコミュニティが参照すべき歴史 ―山崎亮 多々納弘光(たたの・ひろみつ) 1927年、島根県出雲市出身。民藝の教えに共感して用の美としての陶器をつくり、名声とは無縁に生きた陶工。20歳で同郷の友人らと出西窯を設立。1950年、河井寛次郎の来訪を機に美術陶芸から実用の器づくりに転換し、以降柳宗悦ら民藝運動の立役者が来訪、応援していく。民藝にとどまらない深く広い教養と人柄で、多くの人から慕われた。2017年没。

セール中のアイテム