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ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集 / イーディス・ウォートン 著 中野善夫 訳

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ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集 イーディス・ウォートン 著 中野善夫 訳 発売日 2024/09/25 判型 四六判 ISBN 978-4-336-07657-1 ページ数 568頁 欲しいのは、変化、休息、人生。 女性初のピューリッツァー賞作家であり、19世紀末から20世紀にかけてのアメリカ文学史上に名高い、〈短編の名手〉ウォートンによる、本邦初訳を含む待望の作品集。 予想もつかない展開と結末。 豊かな教養と想像力が生んだ、極上の14作。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) イーディス・ウォートン (イーディス・ウォートン) 1862年、ニューヨークの古い家柄であるジョーンズ家で生まれた。学校教育は受けておらず、家庭教師によってヨーロッパ風の教育を受ける。1880年にはアトランティック・マンスリー誌に詩が数篇掲載された。1885年にボストンの名門の銀行家エドワード・ウォートンと結婚する。結婚後の数年間はイタリアで暮らし、1902年からはマサチューセッツ州レノックスに広大な邸宅を建ててそこに住んだ。この邸宅をヘンリー・ジェイムズら多くの文学関係者が訪れたという。12歳歳上の夫との結婚生活は結局うまくいかず、1911年から別居し、1913年に離婚することになった。離婚後はパリで暮らし、1920年に発表した『無垢の時代』で女性として初めてピューリッツァー賞を受賞。1937年に心臓発作で死去。 中野善夫 (ナカノヨシオ) 1963年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。立教大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。英米幻想小説研究翻訳家。主な訳書に、ヴァーノン・リー『教皇ヒュアキントス』、ロード・ダンセイニ『ウィスキー&ジョーキンズ』、F・マクラウド/W・シャープ『夢のウラド』、J・B・キャベル『ジャーゲン』、J・K・ジェローム『骸骨』(いずれも国書刊行会)など。共訳書に、ロード・ダンセイニ『世界の涯の物語』(河出文庫)、ケネス・モリス『ダフォディルの花』(国書刊行会)などがある。 満ち足りた人生 夜の勝利 鏡 ビロードの耳当て 一瓶のペリエ 眼 肖像画 ミス・メアリ・パスク ヴェネツィアの夜 旅 あとになって 動く指 惑わされて 閉ざされたドア 〈幼子らしさの谷〉と、その他の寓意画 訳者あとがき

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