響きと怒り
ウィリアム・フォークナー 著
桐山 大介 訳
河出書房新社
3960円税込
家を去った放縦な長女への三兄弟の激しい想いを軸に、破滅の宿命を負うアメリカ南部の名家の悲劇を描く、愛と喪失の物語。世界文学の巨匠の代表作を、一気に読み通せる画期的新訳で。
ウィリアム・フォークナー (フォークナー,W)
1897年アメリカ生まれ。南部の架空の町を舞台にした作品を多く生み出す。著書に『八月の光』『響きと怒り』『アブサロム、アブサロム!』など多数。1950年ノーベル文学賞受賞。1962年没。
桐山 大介 (キリヤマ ダイスケ)
1983年神奈川県生まれ。アメリカ文学研究者。学習院大学准教授。専門はW・フォークナー、R・エリスンなどのアメリカモダニズム小説。共訳に、D・ダムロッシュ『世界文学とは何か?』。