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巨大産業文明滅亡後1000年、
人類はわずかに残された居住可能な土地に点在していた。
「風の谷」の族長の娘ナウシカは、世界を再生すべく様々な試練に立ち向かい、ついには世界の真実へとたどりついて行く。
一コマ一コマ緻密に描き込まれた絵と人類の生存を巡る普遍的なテーマ。
宮崎駿監督が12年にわたり描き続けた本作は、世代を超えて読み継がれる不朽の名作!
月刊「アニメージュ」に連載され、
スタジオジブリ長編アニメーション映画
「風の谷のナウシカ」の原作となった、
コミックス全7巻のセット。
宮崎駿監督の水彩画「トルメキア戦役」で彩った
美麗な特製箱入り。
映像化されたストーリーは、
このコミックスのおよそ2巻目まで。
映画では語られなかったその後の世界や、
ナウシカの活躍を知ることができます。
2019年12月には、コミックス全7巻を原作にした新作歌舞伎上演で話題を呼びました。
宮崎駿(みやざきはやお)
1941年東京都生まれ。アニメーション映画監督。
'63年、学習院大学政治経済学部卒業後、
東映動画(現・東映アニメーション)に入社。
劇場用映画「太陽の王子ホルスの大冒険」('68)の
場面設計・原画などを手がけた後、
Aプロダクションに移籍、劇場用中編
「パンダコパンダ」シリーズ('72、'73)の
原案・脚本・場面設定・原画を担当。
その後、ズイヨー映像、日本アニメーション、
テレコム・アニメーションフィルムを経て、
'85年にスタジオジブリの設立に参加。
主な作品として
TV「未来少年コナン」('78)、
劇場用長編映画としては
「ルパン三世カリオストロの城」('79)をはじめ、
「風の谷のナウシカ」('84) 、
「天空の城ラピュタ」('86) 、
「となりのトトロ」('88) 、
「魔女の宅急便」('89)、
「紅の豚」('92) 、
「もののけ姫」('97) 、
「千と千尋の神隠し」('01) 、
「ハウルの動く城」('04)、
「崖の上のポニョ」('08) 、
「風立ちぬ」('13)などを監督。
著書に『シュナの旅』『出発点』『折り返し点』
『本へのとびら』などがある。