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たまふりの人類学/石井美保

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人間性(ヒューマニティ)の彼方へ。 文化人類学者は、世界の隙間のさらに奥深くへ――。ガーナの村の精霊、インドのトラ保護区、京都の借り暮らし、東北の津波跡、感染症と禁忌、ウクライナの国境、日本兵の面影と記憶……。 ふるえながらめぐりながれ、この世に現れては過ぎ去っていくものたちにことばを与え、一回性と偶然性に満ちた人間の生の営みを書き記す22篇。 line2.gif [目次] まえがき Ⅰ 花をたむける アンフラマンス 世界する流儀 贈与と顔 Ⅱ 石を積む 都市の縁側 あいづちと変身 うつつの向こう側 借り暮らし Ⅲ 数式と神話 センザンコウの警告 センサスの内と外 空の飛び方 Ⅳ 少女たちの残像 声と現れ 地べたの民俗誌 風の祠 国境の森で Ⅴ たまふりとふるえ 羽をもつもの シャマンのうた いしぶみと署名 あとがき line2.gif [著者]石井美保(いしい・みほ) 1973年、大阪府生まれ。文化人類学者。北海道大学文学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。宗教実践や環境運動をテーマにタンザニア、ガーナ、インドで調査を行う。現在、京都大学人文科学研究所准教授。主な著書に『精霊たちのフロンティア』(世界思想社、2007年)、『環世界の人類学』(京都大学学術出版会、2017年)、『めぐりながれるものの人類学』(青土社、2019年)、『遠い声をさがして』(岩波書店、2022年)などがある。第14回日本学術振興会賞受賞(2017年)、第10回京都大学たちばな賞受賞(2018年)。

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